革製品のものづくりを原点に、ペット用品、アプリ、電子機器などへ活動の幅を広げています。小さなアイデアを一つずつ形にし、誰かの暮らしに役立つものを届けることを目指しています。

理想を、かたちに。
KOICHI LEATHERは、革製品づくりを原点に、ペット用品、アプリ、電子機器など、暮らしの中から生まれたアイデアを形にしている小さなブランドです。
「こんなものがあったらいいな。」
そんな小さな想像を、一つずつ考え、試し、作り、実際に使いながら育てていく。
それが、KOICHI LEATHERのものづくりです。
ものづくりの原点
子どもの頃から、絵を描くことが好きでした。
頭の中で想像したものを紙の上に描きながら、いつしか「描くだけではなく、実際に使えるものとして形にできたら面白い」と考えるようになりました。
子どもの頃に野球で使っていたグローブが好きだったこともあり、興味を持った素材が「革」でした。
そこから、革製品づくりを独学で学び始めました。
最初に作ったのは、とても小さな小銭入れです。
当時、工場で働いていた私は、仕事中に使える小さな小銭入れが欲しいと思っていました。
そこで、本革のハギレを使い、自分で作ってみることにしました。
ほんの小さな革製品でしたが、
「欲しいものを、自分の手で形にできる。」
その楽しさが、現在のKOICHI LEATHERにつながっています。
FreeLifeから、KOICHI LEATHERへ
もともとは「FreeLife」という名前でものづくりをしていました。
しかし、続けていくうちに、自分自身の考えや時間、経験をもっと深く込められるブランドにしたいと思うようになりました。
そこで、自分の名前を冠した KOICHI LEATHER へと変更しました。
自分の名前を使うことには、少し勇気も必要でした。
それでも、自分が作ったものに責任を持ち、自分自身のものづくりとして育てていきたい。
そんな思いから、KOICHI LEATHERを日本のブランドとして商標登録し、現在まで活動を続けています。
一つひとつ違うからこそ、革はおもしろい
革製品を作るときは、できる限り品質が揃うよう丁寧に制作しています。
それでも、本革には一枚一枚違った表情があります。
色合い、シワ、傷、手触り。
そして手仕事で作る以上、完成した製品にもわずかな個性が生まれます。
私は、それも革製品の魅力の一つだと考えています。
完成した姿を想像しながら、楽しんで作る。
そして、手に取ってくださった方にも安心して長く使っていただく。
KOICHI LEATHERでは、その両方を大切にしています。
商品にも、ひとつのストーリーがある
世の中の商品やサービスには、
企画 → 開発 → 製造 → 販売 → 使用 → そして再利用や廃棄
という流れがあります。
普段は完成した商品だけを見ることが多いかもしれません。
けれど、その商品がどのような思いから生まれ、どのように作られ、誰の暮らしの中で使われていくのか。
そこまでを一つのストーリーとして考えると、ものを使う時間も少し楽しくなるのではないかと思っています。
KOICHI LEATHERの商品にも、それぞれに生まれた理由があります。
HANAが広げてくれた、ものづくり
革製品からペット用品へ活動が広がった大きなきっかけは、愛犬HANAとの暮らしでした。
HANAのために首輪や小物を作っているうちに、
「これも作ってみよう。」
「あれもあったら便利かもしれない。」
と、ものづくりのアイデアが次々と生まれるようになりました。
HANAはとても元気で、少しやんちゃなところもあります。
その姿を見ているうちに、もし迷子になってしまったらどうしよう、という心配も生まれました。
最初は、電話番号を刻印した首輪を作りました。
しかし、それだけでは十分ではないかもしれない。
もっと早く、もっと簡単に、保護してくださった方が飼い主へつながる方法を作れないだろうか。
そこから生まれたのが pet key です。
pet key ― スマートフォンをかざすだけで
現在、ペットの身元確認にはマイクロチップという仕組みがあります。
とても重要な技術ですが、その情報を読み取るには専用の機器が必要です。
私は、
「普段ほとんどの人が持っているスマートフォンを使えないだろうか。」
と考えました。
pet keyでは、首輪にスマートフォンをかざすことでWEBアプリへ接続し、飼い主さまが登録したペット情報を確認できる仕組みを目指しました。
HANAのために考えた小さなアイデアですが、いつか、
「迷子のペットを見つけたら、まず首輪にスマートフォンをかざしてみる。」
そんな行動が自然なものになることを願っています。
革から、アプリへ
pet keyを作るためにWEBアプリの開発を始めたことが、KOICHI LEATHERにとって新しい転機になりました。
革製品を作っていた人間が、アプリを作る。
一見すると、まったく別のものに見えるかもしれません。
でも、自分の中ではそれほど違いませんでした。
革も、アプリも、
「こんなものがあったら便利なのに」
という想像から始まり、それを形にしていくものだからです。
pet keyの開発をきっかけに、日常生活の中で感じる小さな不便にも目を向けるようになりました。
たとえば、使わなくなったスマートフォン。
まだ動くのに、役目を終えて引き出しの中に眠っている。
「このスマートフォンに、もう一度役割を与えられないだろうか。」
そんな発想から、使わなくなったAndroidスマートフォンを家庭内で再活用するためのアプリ開発にも取り組むようになりました。
電子機器、IoT、そして新しいものづくりへ
現在は、アプリだけではなく、電子ペーパーや小型電子機器、IoTなどを利用した商品開発にも取り組んでいます。
大きな設備を持つ企業ではありません。
だからこそ、自分の能力と環境の中で実現できるサイズから、小さく試し、改善し、完成へ近づけています。
共通している考え方は一つです。
理想を、かたちに。
技術そのものを目的にするのではなく、
「これがあれば、誰かの暮らしが少し便利になるのではないか。」
というところから考えます。
革で解決できるなら革を使う。
アプリならアプリを作る。
電子機器が必要なら、新しく学ぶ。
KOICHI LEATHERでは、方法を一つに限定しません。
小さなブランドだからできること
KOICHI LEATHERは、小さなブランドです。
革製品の企画・制作・販売から、ペット用品、アプリ開発、電子機器の試作、ホームページ制作、そして必要に応じた知的財産への取り組みまで、自分たちで一つずつ挑戦しています。
大きな規模ではありません。
だからこそ、一つのアイデアが生まれてから完成するまでの流れを、自分自身で見届けることができます。
まず想像する。
調べる。
作ってみる。
使ってみる。
うまくいかなければ直す。
そして、完成するまで続ける。
KOICHI LEATHERでは、この小さな繰り返しを大切にしています。
これからのKOICHI LEATHER
これからは、ものを「作る」だけではなく、開発することをさらに大切にしていきたいと考えています。
5年後、10年後。
KOICHI LEATHERから生まれた製品やサービスが、日本だけではなく世界のどこかで、誰かの暮らしに役立っている。
そんな未来を目指しています。
そのためには、これからも学び続ける必要があります。
ものづくり。
アプリ。
電子技術。
デザイン。
そして社会の仕組み。
学んだことを商品づくりだけに使うのではなく、そこで得た経験や知識を、社会を少し良くするための提案にも生かしていけたら幸せです。
暮らしに、小さな変化を。
世の中には、さまざまな環境で暮らしている人がいます。
それでも、
「毎日の暮らしを、ほんの少し便利にしたい。」
という気持ちは、多くの人に共通するものだと思います。
高価なものだけを作るのではなく、できるだけ多くの方が使えるもの。
小さくても役に立つもの。
使っていて少し楽しくなるもの。
そんな製品やサービスを、これからも楽しみながら生み出していきたいと思っています。
最後に
KOICHI LEATHERの公式サイトをご覧いただき、ありがとうございます。
革製品から始まった小さなものづくりは、HANAとの暮らしをきっかけにペット用品へ広がり、アプリ、電子機器、そして新しい商品開発へとつながってきました。
その中心にあるものは、今も変わりません。
小さなアイデアから、暮らしに小さな変化を。
人や動物、そしてものへの思いやりを忘れず、KOICHI LEATHERはこれからも一つずつ形にしていきます。
今後とも、KOICHI LEATHERをよろしくお願いいたします。
